ホルモンに翻弄される
産後ハイ
出産を終えてから30分~1時間程はそのまま分娩室で様子を見るということだったので、ベッドに早変わりした分娩台の上で横になって過ごしました。
私が妊娠中に思い描いていた出産直後のイメージは
出産の疲れから眠ってしまう・・・
夫がその側で手を握って見守る・・・♡(๑′ฅฅ‵๑)
みたいなのでした。
実際の私はというと
目はギラギラ
多分夫がうんざりするほど喋り倒しました。
そして
「早く病室に戻りたい!!」
「今すぐ友達に出産報告したい!!」
やっと車イスで病室に連れてきてもらえました。
すぐに、出産報告。
その後も駆けつけてくれた家族と喋り倒し、
ヾ(•̑д•̑ ๑ )ネェネェ
暇になればスマホアプリでゲームをしたり。
(産後の体にかなり悪い過ごし方です。)
何もせずにベッドで横になっていることができずソワソワ。
人生最大と言っても過言ではない大仕事を終えた私は・・・
めちゃくちゃ元気でした。
あれは、産後ハイだったのか。
それとも、私の性格の問題だったのか。
とにかく周りの人達は、めんどくさかったと思います(笑)
マタニティブルー
出産の翌日あたりから。
突如気持ちがずーん。と落ち込みました。
わけもなく切ない気持ちが襲ってきたり
不安になったり
お腹に、もう赤ちゃんがいないということが
とてつもなく寂しいのです。
そして、テレビ大好きっ子の私が
気持ちを紛らわそうとテレビを見ても
全然楽しくないのです。
内容が頭に入ってこない!?
そして、驚くほど食欲がないのです。
おっぱいを出すためにもたくさん食べなきゃと思って、頑張っても半分位しか食べられませんでした。
つわりの気持ち悪さは完全に無くなって、久々に胃もスッキリ爽快なのに・・・?
とにかく何故か不安で。寂しくて寂しくて、
次の日から仕事なのに、夫に「病室に泊まって欲しい」とお願いしました。
いつもと明らかに違う様子の私を心配して夫は病室に泊まり、翌日は病院から出勤してくれました。
この、気持ちが落ち込んで辛かったのは恐らくマタニティブルーだったと思います。
とても辛かったのは2日間程。
赤ちゃんのお世話が忙しくなったり友達がお見舞いに来てくれたりしているうちに、辛い気持ちになることが徐々に減っていきました。
まさか、いつも呑気な私がこんなことになるなんて想像してもいませんでした。
産後の体はホルモンがめちゃくちゃ変化しているのだから、いつもの自分のとおりではいられなくなってもおかしくないですよね。
それに、母親になったということに対して責任や不安を感じるのは当たり前だと思います。
赤ちゃんを産んで、これからの育児に不安を感じているママがいたら言いたいです。
不安を感じているのは赤ちゃんのことが、とても大事だからですよね。
立派なママだからこそ、不安を感じるのだと思います。
だけど、何もかも自分で背負わないでください!
みんなで一緒に、大事な赤ちゃんを育てましょう♪
おっぱい以外はぜーーんぶ、パパやおばあちゃん、おじいちゃん、兄弟や友達に頼ることができるのだから。
母乳育児にこだわらなければミルクにしてもいい!
かわいい可愛い赤ちゃん。パパや家族も喜んでミルクを飲ませてくれると思います。
完璧じゃなくて大丈夫。
完璧にしようとして必死な顔をしているより、適当でもなんとかなるさーって穏やかな顔をしているほうが、赤ちゃんもきっと幸せだと思う。
産後は家族に頼るべき!
こうして私は、産後ハイとマタニティブルーのアップダウンに翻弄された数日間を過ごしました。
不安や寂しさを感じたときは、それを口に出して少しでも解消することが大事だと思います。
自分のなかで、負の気持ちばかりが大きくなってしまってはいけません。
産後うつに発展してしまったり
ストレスを感じておっぱいの出が悪くなってしまったり
そんなことを避けるためにも家族にたくさん頼って過ごすことが大切だと感じました。