人に優しく、自分に優しく

子育て経験談をメインに。日々感じたこと等も書きます。眠れないママ、抱っこ中のママも集まれー❁

魔の3週目

 

突然始まった試練の日々

生後3週間頃

それは突然やってきました・・・

 

とにかく、泣きます。

何が悲しくてこんなに泣くの。というくらい。

おっぱいをあげた直後からすぐ泣きます。

抱っこでゆらゆらふわふわ。

うとうと。

だけど、ベッドに置くと泣いて起きるのです。

 

何度も何度もそれを繰り返して1日がすぎていきました。

 

退院してしばらくは、あんなに寝てたくせにー!ミルク飲めなくて困るほど寝てたくせにー!!

おかげで体重はすこぶる上向きになりましたが・・・(笑)

 

夜の寝かしつけも30分以上抱っこして、揺らしながら歩き回って。

ベッドに下ろすと起きて泣きます。

8時から12時過ぎまでそんな感じで繰り返したこともありました( ˊᵕˋ ;)

 

赤ちゃんだって、必ずいつかは寝てくれるのにその渦中にいるといつまで経っても寝てくれないんじゃないかという恐怖が襲ってくるのです。

 

まさに修行のようでした。

 

育児は一般的な仕事と違って、休日がありません。

そして、特に新生児育児は休憩時間もかなり少ないのです!

始業時間:朝6時

休憩時間:赤ちゃんがご機嫌orベッドで寝たら有り

終業時間:夜10時

夜  間:1~2時間おきに呼び出しあり

給        料:なし

ボーナス:赤ちゃんの笑顔と温もり

という感じでしょうか・・・

なかなかのブラック(✽︎´ཫ`✽︎)笑

 

私は、この休憩時間が少ないということ以外に

*夜中に起こされる

*大人との会話がほとんど無い

*なぜ泣いているのか分からない

*常に抱っこ

というのが、かなり堪えていたと思います。

 

 

 

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我が子の泣き声が怖かった

私はその頃、とにかく息子の泣き声が怖かったです。

腕のなかでやっと眠った我が子が、またいつ起きて泣き始めるか。という恐怖が常につきまとっていました。

 

夕方、父と母が仕事を終えて帰ってきてくれると涙が出そうになる程、安心しました。

ただ、誰かがいてくれるだけでいいのです。

とにかく自分ひとりだけで、息子と過ごすのが不安で仕方がなかったのです。

 

 

魔の3週目」ネット検索で知った言葉でした。

お腹の中から出てきたことに気づいてビックリしているのでしょうか?

 

 

息子の場合、魔の3週目は1ヶ月半頃まで続きました(笑)

 

今だから笑って話せますが、その真っ只中にいた私は笑うことを忘れてしまうほど、とってもとっても辛くて。

真っ暗なトンネルをひとりで歩いているような気分で

しかも、そのトンネルからは永遠に抜け出すことができない気がしていました。

絶対にいつかは終わりが来るって考えれば分かりそうなものなのに、

このままずっと大変な日々が続くのではないか。むしろこれ以上エスカレートしていくのではないか。という不安ばかりが募っていきました。

うまくこなせない自分を、母親失格だと追い詰めて、今までの人生で最も辛い日々を過ごしていました。

全く食欲がなくなってしまい、食事もほとんど喉を通らない日もありました。

  

母親失格

息子は生後3週間頃から生後1ヶ月半頃までの間、ご機嫌な時間は沐浴の時と、朝の20分程しかありませんでした。

 

つまり、それ以外の時間は

おっぱいを飲んでいるか

オムツを換えているか

抱っこしているか

ということ。

 

しかも、抱っこというのは「座って」ではなくて

「立って」「左右上下にふわふわ揺れて」「リズミカルに」

特に機嫌が悪い時は更に「お尻をぽんぽんしながら」なのです。

稀に10~20分程ベッドで寝てくれるときがあって、それが私の休憩時間でした。

 

抱っこしながら窓の外を見て

歩いている人を見て

「あの人は今、自由な時間を過ごしてるんだ。」

「好きなときに好きなことをして、トイレやお風呂もゆっくり入れるんだ。」

「ご飯も座ってゆっくり食べてるんだろうな・・・」

すべての人が羨ましく見えていました。

 

子育てができるってすごくすごく、幸せなことなはずなのに・・・

自分で望んで子供を産んだのに・・・

穏やかなママに憧れていたのに・・・

こんなにいっぱいいっぱいで、赤ちゃんを可愛いって思えないときがあって

私最低だ。母親失格だ。

自分を責めながら辛い日々を送っていました。

  

自分だけじゃない!

腱鞘炎になった私の手が

いつも震えながら抱っこしていました。

感覚が無くなった左手の親指。

抱っこしている息子を落としてしまいたい衝動に駆られそうになる自分がとっても怖かったです。

 

抱っこしても泣き止まないならもう抱っこしない!!」と

真っ赤な顔をして大声で泣く息子をベッドに置いて、別の部屋に逃げました。

きっととっても怖い顔をしていたと思います。

ベッドに荒々しく置かれた時の息子の怯えた顔を今でも覚えています。

とても後悔しました。

 

息子に泣きながら謝りました。

「ごめんね・・・

だけど、ママも辛いんだよ・・・」

私が大泣きしていることに驚いたのか、息子は泣き止んでいました。

 

母は

「泣いてても少しそのままにしてごらん?そのうち疲れて泣き止むかも。その間にお茶でも飲んで少し休憩しなさい」

と言っていました。

それを、一度試してみたことがあるのですが、数分たっても泣き止まない息子を目の前にして

私は、休憩なんてまったくできませんでした。

息子の泣き声を聞くのが何よりも1番辛く、

どんなに手が痛くても、どんなに眠たくても、抱っこして泣き止んでくれるなら

それが私にとってはいちばん良かったのです。

たとえ抱っこして泣き止まなかったとしても、ただ見ているより、抱っこしているほうがよっぽど気持ちが楽だったのです。

 

「虐待」って、自分には縁がないことだと思っていたけど、隣り合わせだと感じました。

愛情が無いから、虐待は起こるのだと思っていたけど、そればかりではないと知りました。

愛情があって、赤ちゃんがとっても大切で・・・

それ故に少しの時間も放置できなくて自分の時間、自分自身を磨り減らして、自分自身を追い詰めて

いつの間にか大切な可愛い我が子が、自分を苦しめる存在だと感じてしまうようになってしまって。

そうして起こってしまう虐待もあるのだと思います。

 

私には頼る実家があり、夫もたまに会いに来てくれていました。

夜ご飯の時、抱っこを代わってもらって、座って食事を取れる日もありました。

だけど、こんな恵まれた状況のママばかりではありません。

 

こうしている今も、押し潰されそうになりながら一生懸命育児をしているママがいると思うと、

その気持ちを思うと、私はいたたまれない気持ちになるのです。

助けられるのなら助けてあげたい。

抱っこを1時間だけでも代わってあげて、可愛い赤ちゃんについて話したい。

だけど、それができないから、せめてこのブログで少しでも気持ちが楽になるママがいてくれたらいいな。と思います。

自分だけじゃない、同じように悩んでるママがたくさんいる!って思ってもらえたらいいな。と思います。

 

必ず終わる!

今、この記事を読んでいるママ

魔の3週目真っ只中にいるママ

いつかは楽になるときが来ると言われても、「それはいつ?」と、先が見えないと思います。

「今なんて楽な方だよ!2歳とかになったらイヤイヤ期が来てもっと大変だよ!」とか言う人もいたけど、

私は断然、魔の3週目が圧倒的にしんどかったです。

私がただ言えることは、

必ず楽になります!

今が1番しんどい・・・って思いながら、毎日過ごしているうちに「あれっ?ちょっと楽かも」と思うことが段々増えていくと思います。

 

その毎日が少しでも楽になりますように・・・

 

私がその頃、息子に試して効き目があったことを次回からの記事にしていこうと思います。

ぜひ、毎日試してみてください!

毎日試していくうちに、何かハマることが見つかるかもしれません!

そして、そんな毎日を過ごしているうちに、気がついたら魔の3週間を脱出できているかもしれません!!

頑張っているママの役に立てますように・・・(*ˊᗜˋ*)