アンパンマンの魔力②
最近、地震が頻繁に起こったりしていて大地震がくるんじゃないかとビクビク(>_<)・・・
買わなきゃ買わなきゃと思っていたラジオライト(スマホ充電可)をついに購入しました。
コンパクト、高機能、低価格で気に入ってまーす
みなさんは備えてますか?
うちはまだまだです(>_<)
今揺れたら、ものすごく困ります・・・
とりあえず今週末は、100均に行ってアルミシートと、ウォーターバッグと、ライト付ホイッスルを調達予定です✊
それでは前回からの続きです。
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珍しく子供たちが2人で仲良く遊んでる♪
返してないままのLINEを返信したり、最近はまっているポイント活動をサクサクっと(また後日書きます♥️)
今日はほんとに、ほんとに疲れたー。ちょっとくらい休憩してもいいよねー☕️ふうーー。
多分5分弱くらい。
・・・なんか、静かだな・・・
ん?何してんだろ・・・?
「キュッキュッ」
ん?何の音だろ・・・?
リビングと繋がった寝室を覗くと、私の目に飛び込んで来たのは、ーーー
油性ペンを手にした息子と
その油性ペンで落書きされた布団と
「やってしまった!」「楽しい!」「マズイ・・・」色んな気持ちが入り交じった苦笑いをする息子。
(他人にはよく愛想笑いのような苦笑いをすることがある息子だけど、私に対して苦笑いをしたのはこれが初めてのことだったと思います。)
何も言葉が出ず
とにかくすぐに布団からシーツを剥がし
洗面所で漂白剤をつけてゴシゴシこする
息子は私が無言でシーツを洗うのを見て
マズイことになった。というようなかんじで私の周りをウロウロ。
「息子は悪くない。私が見ていなかったのが悪い。」
「子供から目を離してはいけない。ケータイを触ったりコーヒーを飲んだりしていてはいけないんだ。」
「辛い。たったそれだけのことも許されないなんて・・・」
シーツを洗いながら私は涙が出てきてしまいました。
「ママ、泣いてるの?ごめんね。」
お気に入りのシーツだったのでかなり頑張って擦ってみたものの、油性ペンってほんとに強力で。まったくとれませんでした。
まさか布団に書くなんて・・・。
息子はとうにペンで書いていいのは紙だけだと分かっているはず!なのですが・・・
ダメだと分かっていながらも、書きたい気持ちを我慢できずに書いてしまったのかもしれません。
どちらにしても。目を離して、自分だけの時間を満喫していた私が悪い・・・。
子供を見ず、ケータイをいじっていた私がどう考えても悪い!
そう思いながらも「育児するのって、一息もついたらいけないものなの?」という理不尽な気持ちが頭からどうしても消えなくて(T-T)
冷静になれずに色々な考えが頭のなかでグルグルしていて。とにかく、とてつもなくしんどくなってきてしまいました。
無理だろうと思いながらも、少しだけ期待をしながら夫に電話をしました。
私「あのさ、すごくしんどくなっちゃって。帰ってこれないかな・・・?」
夫「今日は忙しくてバタバタしてるし、なんか帰りづらいんだ。あと30分くらいだと思うけど・・・」
私「分かった」
とだけ返事して電話を切って
しばらくその場に座り込んでいました。
あー。なんて弱い私。
こんなことで夫に頼って。
私が「今日、こんなことがあって大変だったのー」といった話をすると、いつも夫は「やっぱり早く保育園に預けた方がいいんじゃないの?」と言います。
そして話はすぐに終わります。
私は言い返す言葉が見つからず「うん。そうかもね」と何とか言葉を絞り出すように言って話は終わります。
私は解決したいわけではなくて「それは大変だったね」と、ただ労って欲しいだけで。その大変だった出来事を共有して欲しいだけで。
だけど、仕方がないのです。夫の言う通り。
私が、好きで子供を見ていたいのだから。4歳までは預けず一緒に過ごしたい!と思って、その生活を選んでいるのは私自身なのだから。
それなのに私は夫に愚痴を言って。そりゃ、「じゃー預ければ?」ってなりますよね・・・
だけど、なんだかいつもモヤモヤしてしまう私なのです。
自分が何を考えているのかもよく分からず、どこを見ているのかも分からず、ただ、座るのもしんどくなってきてその場で横になっていました。心臓が早く打って手に力も入らない。(あー、早く「大丈夫だよ!でも、もう布団には書かないでね。書いていいのは紙だけだよ。」って言わなきゃ。言わなきゃ。言わなきゃ。)
そう思っても何だか、頭に血が巡ってないみたいにボーッとして。
だけど、息子にひとことも叱りつけるような言葉を言わずに済ませれたことだけは、よかった・・・。
なぜかこの時、私はものすごく追い詰められていました。いや、勝手に自分で自分を追い詰めていたのかな?
なんとか「お風呂に入ろっか」となるべく普通に言ったつもり。
ふたりの頭と体を洗い、顔を拭いて湯船に浸かりました。
私の頭の中はまだ色々なことがグルグルしていました。
お気に入りの布団に描かれた落書きがとれなかったことが問題ではなくて。私には「ほっ」と自分の好きなことをのんびりする時間がないんだー。とか。あるいは、自分が見ていなかったせいで布団と賃貸の床を汚してしまった・・・と自分自身を責めたり。
それに夫のことを羨んでしまう気持ちも。
【1人でご飯を味わえること
1人でトイレに座れること
お昼に休憩時間があること
自分のペースで計画を立てられること
働いたことを認めてくれる人、報酬があること】
そうゆうことがただただ羨ましい・・・
仕事が大変だということも十分、分かってはいるのですが。
湯船の中で、子供たちは私にバチャバチャとお湯をかけてはしゃいでいました。
いつもなら、一緒にふざけて遊ぶのだけど。付き合ってあげる余裕がない、こんなママでごめんね。
ふたりの体を拭いて髪の毛を乾かして、ボディクリームを塗り、オムツを履かせて、服を着せる。ボーッとしていても何とか上手くできました。
娘がグズるのでおっぱいを飲ませながら、またおもちゃをひっぱりだして楽しそうに遊ぶ息子を見ていました。
そのうちに夫が帰ってきて
「大丈夫?何があったの?」と
私は話をして解決するわけではないし。と考えて、その後すぐ、いや、逆にすぐに解決するのか。と考えました。
しんどいなら預ければいいんじゃない?
これで解決する話だ・・・。
そんなことを考えながら
「なんでもないけどただ、疲れて。」
と。
「心配して早く切り上げて来たのに!ほんとに何があったの?」
息子に「何かしちゃったの?」聞く夫。
「書いちゃった!ここに書いちゃったの!」と布団を指差して自分で説明する息子。
「え・・・!!書いたらだめじゃん!もう書かないでね!」
私は自分が情けなくなってきて、悲しくて。申し訳なくて・・・。夫には簡単に解決できる。私みたいに取り乱すこともなく。
ただ、そのセリフを言って、次からは目を離さないように自分が気をつければいいだけのこと。
たったそれだけのことができずにモヤモヤと考えて冷静に考えられなくなってしまう自分が、本当に嫌だと思いました。
夫に「ごめんね。早く帰ってきてもらっちゃって・・・」と話すと。
「今日ほんとに忙しかったんだよー。朝からずっと働いてた!まだみんな仕事してたけど下の奴に頼んで今日は帰らせてもらってきたわー。月曜日あやまらないと。」
グサリ。グサリ。
「ごめんね。ほんとに・・・。」
同僚に謝らなきゃ。という夫の言葉が、胸にグサリと刺さって。それは、眠りに着くまで(ほとんど眠れなかったけれど)チクチクと傷みました。
「私のせいで迷惑をかけてしまった・・・」
「私はあんなことで、頼っちゃいけなかったんだ。」
電話してしまったことをとっても後悔しました。
数ヵ月前、息子の友達が持っていたプラ板を羨ましそうに見ているのに気づいて、プラ板と油性ペンを買って、しばらく楽しみました。
その油性ペンを買ったことを後悔してしまいました。
息子のために買った油性ペンが、まさかこんなことになるなんて。
息子はもうどこに片付けてもだいたいひっぱりだしてくることができるくらい、成長しました。
翌日、私は油性ペンは捨てることに決めました。
また、息子が書いていい場所と書いてはいけない場所が分かる(我慢できる)ようになったら買ってあげよう。それまでは色鉛筆とクレヨンがあれば十分!!
私は、もっとシンプルに考えることができる人間になりたいです。
それに母として、成長したい!成長しなくちゃ!そう思ってはいるのですが。元の性格もあって、なかなか難しいのです(T-T)
日々何かしらクヨクヨ、ウジウジ、イライラ、モヤモヤ。嫌な感情が生まれてしまって・・・(T-T)
ああ!成長したいーーー(T-T)
どうしたらいいんでしょう!?
本を読んだりして、頑張っているつもりではいますが、少しは変われているのかな・・・
それにしても恐ろしいのは
アンパンマンの魔力!
布団にかかれた落書きは紛れもなく、(息子流)アンパンマンでした。
息子は本当は、布団に描いてはいけないと分かっていたはずなのです。
それでも、どうしても。どうしても!!描かずにはいられないアンパンマンの魔力が凄すぎる!!!
そろそろ3歳半を迎える息子ですが、いまだにアンパンマンLOVE♥️です。
このブームはいつ去ってしまうのか?
家の中に溢れかえったアンパンマンのおもちゃは、いつか総入れ替えしなければいけない時がきてしまうのか?
その時、我が家の財政は大丈夫なのか?
私はそんなことが心配でならないのです。