人に優しく、自分に優しく

子育て経験談をメインに。日々感じたこと等も書きます。眠れないママ、抱っこ中のママも集まれー❁

息子の出産②

 

病院内を歩き回る

コンビニまで歩いたおかげか順調に赤ちゃんが降りてきているようで、痛みが少し強くなってきた。

その日はちょうど検診の日。

11時の予約まで待つかー・・・

 

姉に相談の電話をしたら

「5分間隔!?早く病院に電話しなよ!病院行く前に産まれちゃったらどうするの!?」

ちょっと焦りました。それは、困る!!

 

病院に電話

「すぐに入院の荷物を持って来てください」

と言われてさらに焦りました。

 

病院に到着してNSTしました。

「これって、本陣痛ですか?」

まだ前駆陣痛を疑っている私は呑気な質問をしました。

「立派な陣痛きてますよー」と言ってもらって

安心しながらも、覚悟しました。

 

子宮口の確認

めちゃくちゃ痛い。

「4㎝くらいですね」

予想外の痛みと、まだ半分も開いていなかった事実に衝撃を受けました。

 

この陣痛を長引かせるのは絶対に嫌だ。

とにかく動きまくって陣痛を進めなければ。

そう思って、病院内を歩き回りました。

 

歩き回りすぎて、リネン室の位置まで把握しました(笑)

 

 

新生児室を見て

「今は確かに、お腹の中にいるのに

もうすぐ産まれてきてくれるんだ・・・」

「今赤ちゃんも、私と一緒に頑張ってくれてるんだ・・・」

とても不思議な気持ちになりました。

 

 

子宮口8㎝あたりが圧倒的に痛い

お昼ご飯が出てきました♪

美味しそうでテンション上がりました。

ウキウキで食べていたら

痛い痛いいたいーーー

今までと比べものにならない痛みが襲ってきました。

急にどうした!?ゆっくり食べたかったのに。

 

『いきみたい』という感覚がやっと理解できました。

 

助産師さんを呼んで子宮口の確認をしてもらうと

「8㎝位になってます!分娩室の準備してきますね」

「辛いと思うけど、いきむの我慢していてね」

 

助産師さんの子宮口の確認が一番陣痛を促進してくれたんじゃないかな(๑′౪‵๑)

と個人的には感じました。

 

 

神の手

分娩室に自力で移動

ドキドキ

「ついにこの時が!」

もう休む暇もなく痛みが次々襲ってきます。

 

「またくるーーー!!」

「お尻、押して!!!」

結構な声量で夫に指示していました。

 

まだ子宮口が全開にならないので、いきみを逃すのに必死でした。

 

「お父さん、こうやって押してあげるとお母さんが楽ですよ」

と押してくれた神の手。

すーーーーーーっ

痛みが遠ざかります。

 

助産師さんは神様でした。

 

 

夫と息子の密かな戦い

陣痛の波が来るたび夫にお尻を拳で押してもらいましたが、

そのうちに夫の腕がプルプルしてきました。

「えー。もう限界来てるんですか?」

と思いながらもそんなことを話す余裕はありませんでした。

 

私「痛いーっっ!押して!」

夫「グーーーッ(ぷるぷる)」

 

後で夫から聞きました。

「俺がお尻を押すと、息子の頭が押し返してくる」

私の知らないところで

密かな戦いがあったそうです。

 

 

会陰切開は怖くない

 ついに全開になり、

「次いきんでみましょう」

いきみ逃しの苦しさから解放されました。

 

ふんっ!!うーーー!!

 

「目は開いたままで、声は出さないでね」

 

難しい。

 

ふんっ!!!

 

「声出すと、せっかくの力が逃げちゃうよー」

 

声を出しているつもりはないのに声が出ちゃっているらしい。

 

そして、私が妊娠中、怖くて恐ろしくて。

ネット検索して、調べに調べ尽くした

会陰切開の時が近づいてきた。

だけど

全く。本当に1ミリも怖くないのです。

それどころか

「一刻も早く切っちゃってください!」

という状態でした。

 

会陰切開が怖くて心配している妊婦さん、たくさんいると思います。

私個人の意見としては、

会陰切開は怖くないです。

もし、会陰切開の瞬間がきて、それをまだ怖いと思えたら

「私の陣痛は楽だったんだ。安産でよかった!」

と思うべきかもしれません。

 

ただ、出産後地味に痛いのは事実でした。

あと、しばらくはお風呂でどう洗えばいいのか

正解は分からないままでした。